この記事では、借金減額に有効な手段「任意整理(にんいせいり)」について余すことなく解説していきます。
私自身200万もの借金を抱え、毎月合計13万円ほど返済が必要で当然ながら返済できるわけもなく、クレジット会社からの督促状に怯える毎日を過ごしていました。
それだけでなく、家族に“内緒で”の借金だったこともあり「もしバレたら許してもらえないどころか最悪離婚も。。」と常にビクビクし生きた心地がしなかったのを鮮明に覚えています。
ただ任意整理に出会えたことで人生が180度変わりました。
現在も任意整理中で完済に向け日々奮闘中の身ではありますが、督促に怯える毎日から解放され返済額も「3万円/月」と無理なく返済できるようになりました。
これを読んでるあなたも今借金地獄に苦しみ、誰にも相談できない、暗闇のどん底にいる、それでも家族にはバレたくない、そんな葛藤を抱えて当サイトの訪れたのではないかと思います。
『家族にバレずに借金を完済したい!』
それを唯一実現できるのが「任意整理(にんいせいり)」です。
そして当サイトは、ただ任意整理を紹介するというものではなく“家族にバレずに”という部分に重きをおいています。
「家族には言わずコソコソと。。」「借金は自業自得でしょ」と私のやってることが後ろ指を指される行為であることも理解しております。
ですので、
『自分が招いた種(負債)はしっかりと墓場まで持っていく』
その覚悟がある方のみお進みください。
愛する家族の笑顔を守りたいからこそ言えない秘密があってもいいと思います。
と、少し脱線しましたが、
この記事をお読みいただければ、任意整理がどのような借金の減額方法でどうやって家族にバレずに完済できるのか、の“全て”が分かります。
1人で悩む日々は今日で最後にしましょう!
0章:任意整理(にんいせいり)を行う前の下準備
私もよく調べずに任意整理をしてしまい「もう少しちゃんと調べてれば。。」と思う場面が何度かありました。
スムーズに任意整理を進めるためにも、まずは“下準備”をしっかりしたいところです。
0-1家族には絶対バラさない(バレない)と覚悟をすること
多額の借金を抱え、いつ来るかも分からない返済の督促状、クレジット会社からの電話に怯えながらも常に神経を尖らせてた毎日。。。
それら全ての精神的苦痛から解放されるのは確かに嬉しいことですが、同時に“油断”も生まれます。
これまで債権者(お金を貸してくれる銀行や会社)からの督促の電話や郵便物から家族にバレずにこれたのは、「家族に絶対にバレたくない」という強い覚悟があったから。
任意整理をすることで、間違いなく一度はその覚悟が緩むはずです。
任意整理で気が緩み、その結果家族にバレてしまっては意味がありません。
『任意整理はあくまでバレるリスクを減らせるだけで“無くなる”わけではない』
この言葉を常に肝に銘じて完済を目指していただきたいです。
0-2毎月の返済額の確保
借金を返さなくてよくなる自己破産と違い、任意整理はあくまで返済総額の減額なので返済の義務は変わりません。
それでも任意整理前よりは断然楽にはなるのですが、安定した収入源の確保は必要不可欠とえます。
借金の額やこれまでの返済履歴によっても違いはありますが、200~300万円程度の借金を抱えている人であれば、任意整理後の毎月の返済額は「5万円前後」になることが多いです。
※私は借金200万円で約3.5万円の返済額になりました。
というのも、もしあなたの給料(収入)の収支が妻に管理されている場合、
家族にバレたくない以上そこから収入の確保は厳しいですよね。
となれば、家族の管理が届かない収入源の確保が必須となります。
ここを何とかしないことには、任意整理を行っても結局返済が滞って家族にバレてしまうことになりかねませんので、「家族の管理が行き届かない副収入」が確保できてから任意整理に臨みましょう。
0-3借金の合計額と内訳を把握する
私もそうでしたが、多額の借金を抱えて常にビクビクする生活を続けていると、借金額の合計や内訳まで覚えていないという人が多いです。
任意整理を行うにあたって、
- 何社から借りているのか
- 残っている借金額の合計(利息の兼ね合いもあるのでおおよそでOK)
- 毎月どれくらいで返済しているのか
- いつから借金をして返済を続けているのか
この辺は弁護士事務所からも必ず聞かれる部分にはなりますし、何より自分の現在の立ち位置を知る良い機会ですので、任意整理前には必ず把握しておきましょう。
0-4時間の確保
先ほどもお伝えしたように、申し込んでから契約に至るまで弁護士さんとのヒアリングが必須となります。
詳しくは4章「任意整理の流れ」でも解説しますが、私の時は契約締結までに約6時間ほどかかりました。(何も考えず勤務中に任意整理を申し込んでしまったので、聞かれたことに対してしどろもどろになってしまったことや仕事の合間を見つけて何度も電話してしまったことが主な要因です。。)
特に家庭持ちのアラサーリーマン(30代とサラリーマンをかけた造語で私のサイトでは欲出てくる単語ですw)にとって、3~4時間ものまとまった時間を確保するのは容易ではないでしょう。
ですので任意整理に申し込む場合は、ある程度まとまった時間を確保できる時間帯を見つけてから臨むようにしてくださいね。
0-5任意整理の実績豊富な弁護士事務所の選定
任意整理は、
- 「個人」で債権者と交渉する方法
- 「司法書士」に依頼し債権者と交渉してもらう方法
- 「弁護士」に依頼し債権者と交渉してもらう方法
以上の3パターンあります。
詳しくは別記事にて解説しますが、結論として「弁護士一択」となります。
また、数ある弁護士事務所で私がオススメなのは『弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)』です。
そのため、当サイトは『弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)を主軸』として解説してまいりますので、「A社とB社の比較~」という解説は“一切”やりません。
補足にはなりますが、弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)は、
- 全国47都道府県に対応
- 家族にバレず完済したいという気持ちを考慮してくれる(私的にこれが一番嬉しかった)
- 定期的に弁護士さんとの面談を設けてくれるので一人で悩む心配がない
- 任意整理が何も分からなくても一から十まで丁寧に説明してくれるので安心
- こちらの要望(毎月の返済額や返済日など)に対し柔軟に対応してくれる
- 料金体系が明確なので安心
総合的に見ても『債務者(借金してる人)の味方になってくれる弁護士事務所』ですので、どこにするか迷ってるという方は弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)に任せれば“まず間違いない”です。
1章:任意整理(にんいせいり)とは?
任意整理(にんいせいり)は「自己破産」や「個人再生」と並ぶ債務整理の1つで、日本の法律に基づいた借金の減額方法となります。
とはいえ、債務者(お金を借りた人)が債権者(お金を貸した人)に対し「払えなくなったから減額してよ~」といったところで「え?何言ってんの?借りたんだから利息含めて返してよ」と一蹴されて終わりです。
0章でも解説したように個人でも交渉できないことはないのですが、正直現実的はありません。
そこで登場するのが、法律のプロ『弁護士(法律事務所)』です。
1-1弁護士が代理人となり債権者と減額の交渉をしてくれる
代理人である弁護士は借金減額(正確には利息カット)の交渉をしてくれるのですが、その際に弁護士(代理人)と債権者の間で“ある”取り決めをします。
その取り決めとは、
『借金減額(=利息カット)をお願いする代わりに今後は決められた金額を毎月返済します』というものです。
債権者(お金を貸す)側からしてみれば、「借りたものは利息含めて全部返してほしい」というのが本音です。
が、このままだと利息どころか借金全てを踏み倒される可能性もあるので、“仕方なく”交渉に応じるわけです。
もしそこで交わされた取り決め(約束事)すら守られないということになれば、、
もはや言うまでもありませんよね。
1-2任意整理を受けるには継続的な収入を持っていることが大前提
アルバイト(パート)でも長く働いている(安定した収入がある)ということであれば任意整理を受けることは可能ですが、上記のように急に転職したり、勤続年数が浅く転々としているといった状態だと任意整理を受けることが難しくなることを覚えておきましょう。
1-3返済期間はおおよそ5年程度で完済する必要がある
任意整理の交渉の段階で「何年で返済していくか」という取り決めを行います。
これは債務者(お金を借りてる人)が自由に選べるものではなく、弁護士と債権者の間で取り決めされる部分になります。
実際の返済期間は和解交渉が完了するまで分からないのですが、おおよそ「3~5年程度」で取り決めされることが多いので、その点も視野に入れるようにしてください。
※ちなみに私の場合は、約200万円の借金に対して3.2万円/月を7年で返済する取り決めになりました。
ただ200万だから絶対この返済額(期間)になるというわけではなく、過去の返済履歴や収入、返済期間、利息などを総合的に判断した結果に基づくものですので、あくまで“参考程度”とお考えください。
過払い金請求について
もし債権者(お金を貸す側)が法外な利息(法律上の利息上限は年20.0%)を取っていた場合はその分を返金してもらうことができますが、2010年6月17日の法改正以降は過払い金が発生しない仕組みになっております。
私と同じく30代サラリーマンであることを考慮すると法改正以前からの借金というのは考えにくいので、返金に期待せずまずは“完済すること”に焦点を置きましょう。
2章:任意整理(にんいせいり)のメリット
次に任意整理のメリットについて解説します。
借金の減額(利息のカット)以外にも任意整理のメリットは数多くありますが、その中でも「実体験を通して特にメリットに感じたこと」を3つ厳選しましたので是非ご覧ください。
2-1債権者からの督促の電話や郵便物が来なくなる
もはや見慣れたクレジット会社(消費者金融)からの督促の電話、毎月届く同じ色の封筒、、
自分が悪いとは思いつつもぶつけようのない憤り、罪悪感に苛まれる毎日で本当に辛かった。
それ以上に自分の見ていないところで家族にバレるんじゃないかとビクビクする毎日に、精神のどん底まで落ち込んだ時期も。。
これを読んでるあなたも同じような経験あるのではないでしょうか。
任意整理は、契約した“その日から”督促の電話や郵便物が来なくなるので、そういった辛い日々から解放してくれます。
任意整理の契約が完了すると、弁護士は各金融業者に向けて郵送物や連絡を止める手続きを行います。(この手続きのことを“受任通知”と言います)
郵便物や連絡の“一切”が止まるので気が緩んでしまうかもしれませんが、継続して返済をしていくことには変わりありませんので、今まで以上に気を引き締めて返済を続けていきましょう。
2-2支払先を1つにまとめることができる
債権者が違えば当然期日・返済方法も変わってくるわけで、それが4社、5社を増えればより複雑になり、返済するのが億劫になります。(正直めんどくさい。。)
任意整理後もその仕組みは変わらず、基本的には各社が指定する期日・方法で返済を続けていくことになります。
ですが弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)では、一旦弁護士が一括で受け取って、その弁護士が各社に振り分けて返済してくれる「代行弁済サービス」があるため、それにより“弁護士一本化”が実現し負担を大幅に減らせるというわけなのです。(代行弁済手数料1,000円前後×依頼した業者数/月発生します)
「自分で各社に振り込む方法が苦ではない」という方は無理に利用する必要はありませんが、私と同じく複数社への返済がストレスに感じる方はぜひご利用を検討いただければと思います。
2-3財産の没収を回避できる
最初の方で、債務整理には任意整理の他に「自己破産」と「個人再生」の3種類あることを説明しました。
任意整理とその他2つの債務整理にはある1つの“大きな違い”があるのですが、
それは「財産の没収の有無」があるということです。
詳しいことは省略しますが、自己破産や個人再生は減額の割合が大きい分「財産の没収というリスク」も存在します。
反面、任意整理はあくまで「債務者(弁護士)と債権者間での和解交渉」という位置づけなので『財産が没収されるというリスクを回避できる=家族にバレない』ということになります。
任意整理の対象から家族にバレそうなものだけ外すことが大切
任意整理はお金を借りているところが複数ある場合には「A社は任意整理するがB社はしない」といった感じで任意で選択できるようになっています。
詳しくは後ほど解説しますが、仮に給料や光熱費の引き落としに使っている口座が凍結してしまったら、、、当然家族にバレるリスクがグンと上がります。
そういった観点から見ても「任意整理の対象を選択できる」というのは家族にバレたくないサラリーマンにとってかなりのメリットですので、対象にすることで得られるリワード(利益)とリスクを天秤にかけてよ~く考えましょう。
3章:任意整理(にんいせいり)のデメリット
次に任意整理のデメリットについて解説します。
3-1ブラックリストに載る
ブラックリストとは、簡単に説明すると『ローン審査が通りづらくなること』を指します。
言ってしまえばこれだけなのですが、ブラックリストに載ってしまうと、
- 車のローン審査
- 住宅ローン審査
- 賃貸アパートの審査(保証会社に依頼する場合)
- 携帯の機種代金の分割払い審査
- クレジットカードの申し込み審査
- 借り入れ審査
- その他ローン審査を必要とする商材(商品)
以上の審査関連はほぼ通らないと思ってください。
ブラックリスト期間は“完済後”から5~10年
このブラックリストというのは信用情報機関で一括管理されており、金融系を取り扱う会社であれば必ず確認する項目にはなりますので、審査段階において避けて通れない部分になります。
とはいえ、ネックになるのが“完済後”という部分。
もし任意整理で5年間で返済していくことになった場合は、
「返済で5年間」+「完済後5年間」=「ブラックリスト期間10年」
単純に最長10年間はブラックリストに載る計算になりますので、少しでも早く完済できるような返済プラン、収入源の確保に努めたいところです。
3-2クレジットカードが利用できなくなる
任意整理の対象にクレジットカードを選択した場合は、契約以降は利用することが出来なくなります。
もちろんクレジットカードに限った話ではなく、例えばA銀行からの借金を対象にした場合、キャッシング(借り入れ)機能の凍結の他に“その銀行が取り扱っている預金口座”なども合わせて凍結(強制解約)されてしまいます。
原則として、任意整理の対象に選択した会社のサービス全般は利用できなくなることを覚えておきましょう。
家族カードの有無やメインとしている預金口座の把握は必須
クレジットカードには家族であれば無料で作れる家族カードというものが存在し、それを妻に渡しているという旦那さんも多いかと思います。
銀行の預金口座にしても、給与振り込み口座や光熱費・その他引き落とし用の口座として利用しているものもあるでしょう。
繰り返しにはなりますが、そういったクレカ、口座を任意整理の対象にしてしまうと、凍結後“家族バレ”にも繋がってしまいますので、任意整理前にしっかり把握して間違っても任意整理対象に選ばないようにしてくださいね。
3-3減額できない場合もある
任意整理をすれば必ず借金が減額できるわけではありません。
裁判を得て手続きを行う自己破産や個人再生と違い、任意整理はあくまで「弁護士と債権者間での和解交渉」になりますので、簡単な話し、債権者が「和解交渉に応じないよ」と言ってしまえばそれまで、というわけなのです。
とはいえ、交渉に全く応じない債権者(銀行や金融会社)自体もごく少数ではありますので、そこまで神経質に考える必要もないかと思います。
任意整理=必ずしも利息が0になるわけではない
よく勘違いしやすいところなのですが、債権者が任意整理に応じてくれたからといって「利息が0(ゼロ)」になるわけではありません。
~弁護士(代理人)と債権者の交渉風景~
分かりやすく砕けた口調に変えてますが、もちろんこんな軽い口調で交渉はしてませんw
交渉がどのような結果になるかは弁護士の交渉力や経験、借り入れ状況や債権者の状況によって変わります。
こういった側面から見ても、“任意整理の実績豊富な弁護士事務所に依頼する”ことが結果自分の身を守ることに繋がりますので、「どこに依頼するか迷ってる。。」という方は、私と同じ弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)天音総合法律事務所に依頼することをオススメします。
3-4弁護士費用(依頼料)が発生する
当然ではありますが、法律のプロ(弁護士)に代理人となってもらう以上費用が発生します。
私がオススメする弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)の費用は下記の通りです。
着手金(依頼料) | 約55,000円/1社(税込) |
---|---|
報酬金 | 約11,000円(税込) |
他の法律事務所を見てみると「着手金無料、成功報酬のみ」といったように安くできるところも確かに存在します。
が、「費用が安いから」というだけで決めてしまうのは、結果自分の首を絞めてしまうことにもなりかねません。
依頼料は分割払いなので安心
いくら任意整理に強いとはいえ高額な依頼料に抵抗を感じた方もいらっしゃるかと思いますが、「任意整理契約後の返済額に合算して分割払い」ですのでご安心ください。
詳しくは後ほど解説しますが、任意整理契約後~和解交渉成立までの期間(約2~6ヵ月)を有効活用し分割払い(約3~5万円程度/月)していくような流れになります。
本来「弁護士にお願いする」=「お金がかかること」は当たり前のことなので厳密にはデメリットではないのですが、突然ビックリするということがないようにあえて解説させていただきました。
4章:任意整理の流れ
最後に、実際の任意整理の流れを解説します。
大まかな流れとしては、
- 申し込む
- ヒアリング
- 委任契約
- 弁護士(代理人)と債権者間で交渉開始
- 合意(=返済スタート)
となります。
これから任意整理に申し込むわけですが、その前に今一度「0章:任意整理前の下準備」を読み返すことをオススメします。
後悔しないためにも、「家族にバレずに完済する」と覚悟を決めた方のみお進みください。
4-1申し込む

まずは弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)の借金減額ツールに申し込みます。
そのまま答えていくと、
- あなたのお借入れ状況で任意整理ができるのかどうか
- 任意整理した場合のおおよその借金額
というのが分かります。
ここで入力した情報が次に解説するヒアリングにも関わってきますので、円滑に進めるためにも正確に入力しましょう。
4-2ヒアリング
お借入れ状況によっても多少の違いはありますが、基本情報(氏名や年齢、家族構成など)の他に、
- お借入れ状況(借入先や時期、金額など)
- 毎月の返済額(複数の場合は各社ごと)
- 勤務先(業種)や年収(毎月の手取りなども)、給与の内訳
- 貯蓄の有無
- 毎月どれくらいの返済が可能か(希望通りにいくとは限りませんが、どれくらい返済できるのかを明言することで、その額が返済のベースになることは間違いありません)
- 希望の返済日(特に理由がなければ一番収入の多い“給料日後”を指定しましょう)
- 家族(身内)の協力は可能か(家族にバレたくない方はその旨をしっかり伝えること)
- 今後のやり取り手段(書面or電子から選べるが家族バレを考慮すると“電子一択”)
- 返済の方法(弁護士にまとめて振り込むか自分で各社に振り込んでいくか)
上記以外にも任意整理に関わる情報の共有が求められることがあります。
当然ですが、カッコつけたいからと虚偽の報告をするのは“絶対NG”です。
契約後に弁護士が債権者に向けて行う「取引履歴の開示請求」という手続きで全てバレますし、下手すると交渉が難航し、その結果減額の幅が変わってくるなんてことにもなりかねませんので、聞かれたことは嘘偽りなく答えましょう。
家族にバレたくない旨をはっきり伝えよう
私の実体験なのですが、
「家族に内緒で任意整理を行いたいのですが、、」と伝えたところ「そういった方も多いので大丈夫ですよ」を快く引き受けていただけました。その後のヒアリングでも、
etc,,,
そういった家族にバレない配慮を“徹底”してくださる法律事務所なので、上記以外にも「こうしてほしい」という要望があれば遠慮なく相談することをオススメします。
【用意する書類について】
他社サイトをみると任意整理に必要な書類は、、、という記述が見受けられますが、私の時は特に必要な書類はなく、全て“電子上での”やり取りで完結しました。(運転免許証と任意整理対象のクレジット&キャッシュカードを写メで送る作業は行いました)
ただ人によっては必要な書類も出てくるかと思いますので、ヒアリング後に用意する流れでも遅くないかと思います。
4-3委任契約
委任契約の手段は大きく分けて、「書面での契約」と「電子上での契約」の2種類あります。
が、家族に内緒であることを踏まえると「電子上での契約一択」です。
また電子契約であれば保管場所に困ることもない(秘匿性も向上)のでまさに“至れ尽くせり”だと言えるでしょう。
電子契約の流れを電話しながら教えてくれるので全く迷うことなく契約できる
とはいえ、書面での契約に慣れてる方だと「どうやって進めていくのか不安」という人もいるかと思います。
そこで私が実際に行った電子契約の流れを説明したいと思います。
使用するのは“スマホ1つだけ”です。
メールアドレスに来た電子版の契約書を開き、説明された手順通りに操作をし、、はい、これで委任契約が完了しました。
ヒアリング段階で大半は完了するので、委任契約自体はさほど時間はかかりません。
が、簡単であるからこそヒアリングや事前の説明をしっかり理解し全て“自己責任”という覚悟の上で署名するようにしてくださいね。
4-4代理人(弁護士)と債権者間の交渉スタート
ここからは弁護士と債権者の領域になります。
大まかな流れをしては、
- 受任通知の送付
- 取引履歴の開示請求
- 引き直し計算
- 和解交渉
- 合意(減額が確定し返済がスタート)
となります。
委任契約がスタートしたことで、債権者は債務者に対し催促や取り立ての一切を行うことができなくなります。(受任通知の送付)
ということで、この時点で家族バレの第一の壁をクリアしたといえるでしょう。
合意までの期間
委任契約~合意に至るまでの期間はおおよそ3~6ヵ月程度になります。
返済自体は合意後(約3~6ヵ月後)からの開始ですが、依頼料の兼ね合いもあるため任意整理後“すぐに”返済はスタートします。
また、合意を待たずに依頼料の分割払いが終了したとしても、以降の返済は“積み立て”として合意後の返済額に充てられますので、返済をしなくていい期間というのは“存在しない”ものとお考えください。
4-5合意(=返済スタート)
和解交渉が完了したら本格的に返済がスタートとなります。
あとは完済を目指すだけですが、ここからは“自分との勝負”です。
とはいえ、何らかの理由で「どうしても返済が遅れてしまう(できない)月」が出てくるかもしれません。
その際は、出来るだけ早めに、遅くても返済日“7日前”にはその旨を申し出るようにしてください。
返済日ギリギリの申し出は印象が悪いですし、それが繰り返されると「あれ?この人返済する気ないのかな?」と最悪“契約の打ち切り”なんてことにもなりかねません。
何はともあれ、まずは愚直に返済を続けていくことが一番の近道です。
一人で悩まず弁護士に相談する
これまでは誰にも頼ることができず一人で悩んでいたと思いますが、これからは頼れる弁護士(法律事務所)がいます。
弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)は「突然収入が減ってやっぱり返済を続けていくことが難しい」「家族が怪しんでてこのままだと何かの拍子でバレそう」「最初に決めた返済日を変更できないだろうか」そういった悩みも真剣に考えてくれますし一緒に解決策も模索してくれます。(私の実体験です)
また、定期的に「全国出張面談サービス」というものも開催しており、弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)が指定する場所・時間でという制限付きではありますが「弁護士と面談できるサービス」もありますので遠慮なく頼っちゃいましょう。
任意整理以外の案件を“依頼する”場合は別途有償になる
任意整理以外の案件(離婚や相続、金銭問題etc…)も無料で相談に乗ってくれますが、そこから踏み込んで“依頼(契約)する”となった場合は別途有償となります。あくまで任意整理の委任(代理人)契約ということは念頭に置いて相談してくださいね。
まとめ|任意整理(にんいせいり)は家族にバレずに完済を目指すサラリーマンの“味方”
任意整理(にんいせいり)の仕組みから契約後の流れまでを“丸裸(まるはだか)”にして解説しました。
任意整理経験者から一言、、
『悩む時間があったらまずは弁護士に相談するべき』です。
最初の借金から約2年。。溜まっていく利息、隠しきれないほどの督促状の束、見慣れた番号からの着信、郵便ポストに張り付く毎日、、誰にも相談できず疲弊する日々を過ごしてきました。
が、思い切って弁護士(弁護士法人ユア・エース)に相談したところ、文字通り世界が一変しました。
この記事には『私と同じように悩むあなたの一歩踏み出す勇気』を込めておりますので、最後まで読んでいただいたあなたは“その一歩”が踏み出せるものと信じております。
借金で悩むのは今日で最後にしましょう!
あなたの完済と家族の幸せを心から祈っております。