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【任意整理体験者が語る】弁護士・司法書士を選ぶときのポイント|結局どっちに依頼するのが良いの?

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この記事では、任意整理で弁護士・司法書士に依頼する際のポイントについて解説します。

借金返済が困難で任意整理すると決意しても、いざ法律(弁護士・司法書士)事務所に依頼するとなると尻込みしてしまうものです。

筆者である私も任意整理を行いましたが、自分に合った法律事務所を探すのが一番時間を消費してたのではないかと思います。

なぜ法律事務所を探すのが大変なのか。。。

それは『法律事務所によっても得意不得意な分野、そして“相性”があるから』です。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
相性??それって任意整理するのに大切なことなの?
なま
なま
すごく重要だよ。任意整理は手続きしたらはハイ終わりって言うほど単純な話じゃなくて、手続き(減額成功)してからも返済は続くから代理人である法律事務所とは長い付き合いになるんだ。もしその代理人が上からものを言ってくるような人だったり相談しても対応してくれないような人だったらどう?
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
それはちょっと嫌かな。。
なま
なま
それだけじゃなくて、任意整理(債務整理)の実績が少ない法律事務所だった場合は債権者との和解交渉が難航して、最悪の場合減額失敗なんてことにもなりかねないから法律事務所選びは慎重にならないといけないんだ。

私もかれこれ10社以上に相談しましたが、A社では高圧的な対応をされたりB社ではメール相談しても返事が数日後、C社では相談回数に制限があり以降は有料相談 等々、、中々自分に合った法律事務所を見つけることができなかった苦い記憶があります。

この記事を読んでいただければ、

この授業で学べること
  • 自分に合った法律事務所の選び方やポイント
  • 任意整理を依頼するにあたって弁護士・司法書士どちらが良いのか
  • 個人で手続きした場合のリスク

といったことが学べます。

それではどうぞ!

弁護士法人ユア・エース

任意整理はなぜ法律事務所(弁護士・司法書士)に依頼するのか

任意整理は債権者との和解交渉を行い減額を目指す手続きで、裁判所を通す必要がないこともあり“手軽な”債務整理と言われています。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
裁判所を通す必要がないってどういうこと?
なま
なま
債務整理は任意整理の他に自己破産・個人再生があるんだけど、この2つは裁判所の認可を受けないと減額できないんだ。裁判所の認可を受けるにはより専門的な知識や書類の準備、半年~1年ほどの期間を要するから簡単にはいかないのも特徴だね。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
裁判所の認可を受けるのは大変なんだね。。

その点、任意整理は債権者との交渉がメインなので、極端な話し債権者が「減額でいいよ~」と言えば減額になってしまうのも手軽だといわれる所以です。

また債務整理(任意整理)は法律事務所を通さず個人で手続きすることも可能です。

が、個人で手続きすることは絶対にオススメしません。

その理由は以下の通りです。

個人での任意整理を絶対オススメしない理由①:より専門的な知識・交渉術が求められるため

任意整理がいくら手軽な債務整理とはいってもそれは自己破産・個人再生と比べて、、という話なだけであって「簡単であること」を表すわけではありません。

専門的な知識や交渉術が必要であることはもちろんのこと、そもそも信用力という面で圧倒的不利な状況であることは自明の理です。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
信用力って大切なの?
なま
なま
むしろ一番大切といっても過言ではないよ。もし債権者の立場だったとして、お金を貸してる人(債務者)から「返済難しいから減額してほしい」って言われて減額しよう!ってなる?
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
いや、、借りたもんは返してほしいってなるかな。
なま
なま
そりゃそうだよね。理由はどうあれ自分の意志で借りたんだから(利子をつけて)返すのが普通なわけで、債権者にとってみれば減額=利益が減るわけだから何のメリットがないんだよ。

過去何年にも渡って返済続けてきた人(=返済を続けてきた信用力がある)なら交渉の余地があるかもですが、一般的には延滞や滞納を繰り返してしまい自力での返済が困難な人(=信用力がない)が行う手続きなのでまず成功することはないと思ったほうがいいでしょう。

個人での任意整理を絶対オススメしない理由②:受任通知の恩恵を受けられない

任意整理を法律事務所に依頼すると様々な恩恵を受けることができますが、その一つに受任通知(じゅにんつうち)があります。

受任通知は法律事務所が代理人として介入することを各債権者に通知する手続きのことで、これにより督促状や取り立ての一切が停止する効力を持っています。

なま
なま
本来は任意整理を法律事務所に依頼するのが一般的だから完済までの期間取り立てに苦しむことはないんだけど、個人での手続きする場合は取り立てや支払いの督促を受け続けながらの大変な交渉になることは覚悟しないとだね。

また交渉が難航しその間も滞納が続くようなことがあれば訴訟のリスクも発生します。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
ち、ちなみに訴訟に発展した場合はどうなるの?
なま
なま
余程のことがない限り債権者の勝訴になるから、そうなったら給与・財産の差し押さえ(没収)になるよ。給与に関しては会社に直接連絡がいくことになるし財産は住宅や車などが該当するから家族にもバレてしまう、、、文字通り全てを失うことにもなるかもね。

督促状や取り立てに追われながら書類や返済計画案の準備、交渉の段取り&和解交渉 等、、これら全てを一人でこなすのはほぼ不可能に近いです。

逆に法律事務所に依頼すれば、取り立てに追われることなく最低限の書類の準備で減額交渉完了までの業務を一任できるので、正直依頼しない理由ないでしょう。

ここまでの話をまとめますと、

≪個人での任意整理を絶対にオススメしない理由≫

  • 専門的な知識や書類の準備、債権者を納得させるだけの交渉力が必要
  • 信用力に欠けるので交渉しても門前払いされることが多い
  • 費用が抑えられる以外のメリットが存在しない

結論として、任意整理は法律事務所に依頼するのが前提の手続きとも言えます。

任意整理を依頼するなら弁護士・司法書士どっちを選ぶ?

任意整理において弁護士・司法書士どちらも代理人(委任)契約が可能です。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
代理人契約?
なま
なま
任意整理は債権者との和解(減額)交渉で利息カットを目指す手続きなんだけど、自分で交渉できるかってなると難しい部分がある。その書類準備や交渉を法律のプロである法律事務所(弁護士・司法書士)に依頼して代理人になってもらうことができるんだよ。

弁護士・司法書士ともに一長一短ありますが、実際に任意整理をした立場から言わせていただきますと弁護士事務所一択となります。

弁護士と司法書士の決定的な違い

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
弁護士と司法書士ってそんなに違いがないように思うけど。。
なま
なま
たしかに任意整理の手続き・交渉において弁護士と司法書士に大きな違いはない。けど、弁護士にはできて司法書士にはできない“業務範囲の壁”が存在するんだよ。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
業務範囲の壁??

司法書士が越えられない壁①1社あたりの債務額が140万円を超える手続き

司法書士は1社あたりの債務額が140万円を超える場合は代理人になることができません。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
1社あたりの債務額ってどういうこと?
なま
なま
例えばA社で50万円、B社で100万円借り入れしていた場合、合計で見れば150万円だけど1社あたりで見ればA・C社ともに140万円以下だよね?この場合は司法書士も任意整理の代理人になれるってことだね。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
なるほど。。じゃあ1社からの借り入れ“だけ”で140万円超えた場合は司法書士は代理人になれないってことか。

また過払い金についても同様で、140万円を超える債務の過払い金請求については司法書士では対応できない案件となります。

借り入れ先が複数社あり1社のみ140万円だった場合はどうなるの?

例えばA社50万円、B社150万円、C社70万円だった場合、理屈としてはB社以外は司法書士も任意整理手続きできますが、多くの場合断られるケースがほとんどです。なぜなら代理人となる法律事務所は全ての債務総額や収支バランスをもとに返済計画を作るので、1つでも不安要素があると最適なご提案が困難になるためです。

※過払い金については別記事で詳しく解説しております。

過払い金とは?返金の有無には明確な違いがありますこの記事では、「過払い金(かばらいきん)」について解説します。 借入れ中もしくは借り入れ後に払い過ぎた利息が発生し...

司法書士が越えられない壁②簡易裁判所までしか対応できない

任意整理の交渉が難航したときや既に訴訟に発展した状態から任意整理を行う場合は、裁判所を介しての和解交渉になることもあります。

なま
なま
訴訟に発展した場合は簡易裁判所に移行することになるよ。ここまでなら司法書士も代理人として業務は可能なんだけど、控訴で地方裁判所に移行した時点で司法書士は対応できなくなるんだ。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
そうなった場合はどうするの?
なま
なま
新たに弁護士事務所に依頼するしかないかな。当然依頼料も発生してくるから司法書士と合わせて二重で支払うことになっちゃうね。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
費用も時間も倍ってことか、、、さすがに大変だね。

裁判所には、

  • 簡易裁判所
  • 地方裁判所
  • 高等裁判所
  • 最高裁判所

上記4つに段階分けされており、簡易裁判所で控訴となった場合は「地方」→「高等」→「最高」の順で進んでいくことになります。

弁護士は全ての裁判所において裁判代理権が認められていますが、司法書士は簡易裁判所のみなので控訴で地方裁判所に移行した時点で業務に携わることができなくなるのです。

業務範囲の壁についてまとめますと、

  1. 1社あたりの債務額が140万円を超えると代理人になれない
  2. 訴訟に発展した場合対応できるのは簡易裁判所まで

たしかに司法書士事務所も任意整理の代理人になれますが、手続き後に何かしらの不安(制限)を抱えなければならないとなると安心して任せることもできません。

その点弁護士は業務範囲の制限がないため、安心して任意整理を任せることができるということから弁護士事務所一択になります。

司法書士事務所は費用が安いっていうのはホント?

業務範囲が制限されている分費用が安いと言われていますが、実は弁護士事務所との差はほとんどありません(依頼する事務所によっては司法書士事務所の方が高くつこととも。。)

数万円を渋って後々追加費用が発生してしまうリスクを考えるなら最初から弁護士事務所に依頼するのが賢明です。

任意整理を法律事務所に依頼する際に押さえるべきポイント

法律事務所は全国に数多く存在しますが、どこに依頼してもいいわけではなく『債務整理(任意整理)の実績豊富な法律事務所』を選ぶようにしましょう。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
法律事務所はどこも一緒じゃないの?
なま
なま
全然違うよ。離婚問題に特化している事務所や相続問題、会社に関わる問題 等、法律事務所によっても得意不得意があるから、任意整理の場合は債務整理を得意としている法律事務所に依頼する必要があるんだ。

あともう一つ重要な要素して、法律事務所との『相性も見極める必要があります。

なま
なま
私も十社以上の法律事務所に相談してみたけど、高圧的な対応やそっけない対応だったり、事務所間の連携が取れてなく同じことを何回も聞かれたりと「ほんとにこの事務所に任せて大丈夫かな。。」という部分をすごく感じた。任意整理は契約した後も完済までの数年間お付き合いする関係になるわけだから事務所選びは妥協しちゃダメだと思ったね。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
でも、どこが良いかなんて分からないし。。
なま
なま
最終的な相性は自分の判断になるけど、ここでは私が法律事務所選びに重視したポイントについて解説していくから参考にしてみてね。

法律事務所を選ぶポイント①無料の借金減額診断を設置している

借金減額診断ツールとは「自分の借金が債務整理などで減額可能かどうかを簡易診断できるツール」です。

3~4つ程度の簡単な質問に答えるだけで自分に合った減額方法を提案してくれる上、入力した情報は監修先の法律事務所と情報連携されるためスムーズな相談が可能となります。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
でもまだ相談するまでは考えてなくて。。
なま
なま
絶対に相談しなきゃということはないし法律事務所からも過度な連絡は来ないから気軽に利用してほしいかな。
任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
それなら安心かな。、、でもだったら借金減額診断ツールを利用するメリットって何だろう?
なま
なま
借金減額診断ツールの本来の目的は債務者と法律事務所を繋ぐことにあるんだ。私がそうだったけど、法律事務所って敷居が高いイメージがあるからいざ相談しようにも足踏みしちゃうんだよね。でも借金減額診断ツールを利用すれば自分が困ってることを“自然な形”で法律事務所に伝えることができるし何なら事務所から「お困りですか?」って連絡をもらえる。借金で困ってるけど中々一歩が進めない人からしたらこれほど有難いことはないよ。

また借金減額診断ツールは設置するするためのコストもかかることから、大手の法律事務所且つ債務整理の実績が豊富である傾向が強い=債務整理を依頼する判断材料にもなります。

「いきなり法律事務所に相談するのはちょっと。。」という方は、まずは無料の借金減額診断ツールから始めてみることをオススメします。

無料&匿名で利用できる♪/

※借金減額診断ツールのメリットデメリットについて別記事で詳しく解説しております。

【実体験】借金減額シミュレーターとは?怪しいと言われる理由についても徹底言及この記事では、借金減額シミュレーターについて解説していきます。 借金減額シミュレーターについて調査してみると、「借金減額シミュレー...

法律事務所を選ぶポイント②無料相談が充実している

任意整理契約“前”の段階において、法律事務所への無料相談が充実している点も大切な要素です。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
契約前?
なま
なま
契約してから(依頼料を払ってから)の相談が充実してるのは当然だけど、契約“前”から充実している法律事務所は少ないんだ。私も色んな事務所に相談してみたけど、A社は無料相談に回数制限があったりB社は相談しても内容が薄かったり、C社ではそもそも相談の返答すらなかったりと散々な事務所も多かった。。安くない依頼料を払うわけだしそもそも任意整理なんて未知な領域に踏み込むわけだから『納得してから契約したい』と思うのは当然だよね。

例えば、私がお世話になった弁護士法人ユア・エース(旧:天音法人法律事務所)は、

  • 24時間365日相談受付している
  • 契約前でも回数無制限で相談可能
  • 無料とは思えないレベルで親身に相談に乗ってくれる
  • しつこい営業はないので自分のタイミングで気軽に相談できる

最初に相談してから実際に契約したのは半年後くらいでしたが、その間も営業の連絡もなく親身に相談に乗っていただけました。

『相談したい時に気軽に相談できる』

最低限この部分を押さえれば任意整理で後悔するということは防げますので参考にしてみてください。

※弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)については別記事にて詳しく解説しております。

【実体験談】弁護士法人ユア・エースはどんな会社?|任意整理を依頼するメリット、費用なども詳しく解説 この記事では、なぜ当サイトが任意整理を弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)“1社のみ”オススメしているのかについて解...

法律事務所を選ぶポイント③家族にバレない配慮をしてくれるかどうか

任意整理は家族にバレにくい債務整理と言われていますが、油断してたらすぐバレます。

例えば、

  • 任意整理に関する書類を郵送でやり取りをしていたら家族に見られた
  • 自宅に届いた郵送物に「○○法律事務所」と書かれていた
  • 家族といる時間帯に法律事務所から電話がかかってきた
  • 自宅に保管していた任意整理の契約書の書面を見られた etc…

自分の不注意が原因でバレるケースもありますが、上記の通り法律事務所側の浅慮が原因でバレるケースも存在します。

任意整理ビギナー
任意整理ビギナー
え、、でも法律事務所側ってことならどうしようもなくない?
なま
なま
だからこそ債務整理の実績が豊富な法律事務所に依頼するのが重要になるんだ。過去の実績があるからこそ債務者に寄り添った提案や行動ができるし法律事務所側の不注意も防ぐことができるんだよ。

債務整理の実績豊富な法律事務所の特徴としては、

  • 無料相談が充実している(回数無制限・24時間相談受付など)
  • 真剣に話を聞いてくれる
  • 過度な営業をかけてこない
  • 債務者ファーストで行動してくれる(郵便物の宛名を事務所名でなく個人名で送ってくれたり家族の時間帯には連絡を避けたりなど)
  • 全国47都道府県に対応している(全国に事務所があったりWEB完結型に対応しているなど)
  • 契約後も定期的な面談を実施してくれる

上記全てに当てはまることが理想ですが、最低でも『債務者に寄り添った対応をしてくれるのかどうか』という部分は押さえるようにしましょう。

まとめ|迷ったら弁護士事務所を検討しよう

実際に任意整理を行った立場から弁護士と司法書士どちらに依頼するべきか、また選ぶ際のポイントについて解説しました。

まとめますと、

授業のまとめ
  • 任意整理は法律事務所に依頼するのが大前提(個人の手続きはオススメしない)
  • 任意整理手続きに制限のない弁護士事務所がオススメ
  • 債務整理の実績豊富な法律事務所に相談(依頼)すること

弁護士事務所は費用が高いというイメージが根強いですが、実際に司法書士事務所との差はあまりないというのが現状です。費用の面だけを比較して法律事務所を選定するのではなく、「債務整理の実績が豊富かどうか」「債務者ファーストかどうか」が特に大切になります。

これから任意整理を検討している方の法律事務所選びの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

弁護士法人ユア・エース
多額の借金を抱えるアラサーリーマン必見

家族に内緒で借金完済できる“唯一”の方法、それは任意整理(にんいせいり)です。

愛する家族だからこそ言えない借金の悩み、それに畳みかけるかのように迫る返済の期日、山積みの督促状、取り立ての着信履歴の数々。。

現実逃避をしたくなる気持ち、よーく分かります。

なぜなら筆者である私自身がまさにこの状況だったからこそ、です。

私がオススメする弁護士法人ユア・エース(旧:天音総合法律事務所)は、無料・匿名で利用できる借金減額診断ツールがありますので、まずは減額できる可能性があるのかどうかを確認してみましょう。

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