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信頼残高とは?|妻に嫌われず好感度だけを上げる禁断の手法

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「前回は笑って許してくれたのに、今回はガチギレされた。。」

前回と同じミスということで「そんなに怒られないだろう。。」と安易に謝ったところ、なぜかめちゃくちゃ怒れた、という経験はないでしょうか?

この奇妙な現象を解説するにあたって『信頼残高』という考え方が重要になってくるのですが、この考え方が頭に入ってないとちょっとしたミスでもガチギレされるだけでなく、良い行いをしても「ふーん」「あ、やってくれたんだ」の無情な一言で片付けられてしまうという「負のループ」に陥る危険性があります。

逆に信頼残高を上手く活用できれば、ちょっとした行いでも感謝され、多少のミスは笑って許してくれるようになりますので、ここでしっかりと理解していただければと思います。

それではどうぞ!

信頼残高とは?

信頼残高とは、信頼関係の程度を銀行の口座にたとえた造語です。

皆さんがお持ちの銀行口座の通帳、
お金を預ければ(預金)残高が増え、
反対に引き落とし(利用)をすれば残高が減りますよね。

この残高を”信頼”に置き換えると、
信頼を得ることができれば(信頼)残高は増え、
反対に何らかの理由で信頼を消費すれば(信頼)残高は減る、と言えます。

簡単な話し、「妻にいつまでも好かれたい(愛されたい)」「良いことをしたときには喜ばれたい(褒められたい)」「怒られるにしてもギャンギャン言われたくない」という方は信頼残高を増やすだけで”全て”解決します。

信頼残高を増やすにはどうすればいいのか

これから解説する信頼残高の増やし方を実践していただければ、今の待遇よりグググッと改善の方向に進むと思います。

が、あくまで”短期的な”改善に過ぎません。

”長期的な”改善となるともう一段階踏み込む必要があるのですが、
それは『信頼残高の消費を抑えつつ着実に残高を増やしていくこと』です。

信頼残高を減らさない方法については後ほど解説しますが、
「どちらか一方を頑張れば、、、」ではなく両方頑張るという姿勢で臨んでいただければと思います。

信頼残高を増やす方法として、

  • 家事育児を率先して行い、且つ見返りを求めない
  • 「喜んでもらえるには」を念頭に置きながら行動する
  • 嘘をつかず誠意ある行動を心がける
  • お互い様の精神で尊重し合い、感謝は言葉にして伝える
  • 良いことはもちろん、悪いこと(落ち込んでいる)も共有し「助け合いの精神」を大切にする
  • 夫婦(家族)にとって大切な日(お祝い事や記念日など)を忘れない
  • 家庭のルールを守る
  • 夫婦や家族の時間を大切にする(自分の趣味”だけ”に没頭しない)

    といったことが挙げられます。

    要は、夫婦(家族)にとってプラスな姿勢&行動が信頼残高を増やすことに繋がるというわけです。

    信頼残高が減ってしまう要因は?

    逆に、夫婦(家族)にとってマイナスな姿勢&行動は信頼残高を減らしてしまう主な要因になります。

    例として、

    • 家事育児は妻の仕事だと思って参加すらしない
    • 仮にやったとしても逆に妻の仕事が増えてしまうクオリティ
    • 指摘されると受け止めきれずムッとする(表情に出たり態度が悪くなる)
    • 記念日やお祝い事は忘れがち
    • 家庭の時間よりも「仕事だから。。」「疲れてるから。。」と言い訳し自分事を優先
    • 素直に謝れず言い訳をする
    • 夫婦間の報連相ができない
    • 嘘をつく

      プラスとは真逆な姿勢&行動は信頼残高を減らすということです。

      信頼残高を増やすことより減らさないことが重要

      先ほどもお伝えしたように、信頼残高に関して片方だけではなく”両方”意識して姿勢&行動することが理想です。
      とはいっても、どちらも意識しすぎると自分の神経が擦り減るだけでなく、結局マイナス要素を引き込んでしまうことになり本末転倒です。

      では、どちらを重点的にと言われたら断然「信頼残高を減らさないこと」になります。

      人は本能的にポジティブ要素(成功する、幸福を感じるなど)よりもネガティブ要素(失敗する、恐怖を感じる)に強く反応するようにできています。(詳しい説明は割愛)

      これを信頼残高(数値的)に例えると、

      • ポジティブ要素・・・+1

      • ネガティブ要素・・・-2

      ポジティブ要素を行うことで信頼残高は「1」増えるが、ネガティブ要素を行うことで「2」減るということ。

      ということは、ネガティブ要素で減ってしまった信頼残高は2倍のポジティブ要素でやっとトントン、、

      単純な話、『1つのミスから信頼を取り戻す(プラスに転じる)には合計3倍の労力が必要』だということです。

      信頼残高は「3」をキープする

      私は信頼残高を6段階に分けて考えているのですが、

      ⑤僅かな疑念もなく絶対の信頼を置いている(信頼10:疑念0)
      ④信頼している(8:2)
      ③基本的に信頼している(6:4)
      ②あまり信頼していない(4:6)
      ①信頼していない(2:8)
      ⓪全く信頼していない(0:10)

      この考え方をもとに下記の例文を見てみましょう。

      信頼残高③のAさんですが、妻についていた嘘がバレてしまい信頼を失う。(-2=信頼残高①)
      その後、誠心誠意謝罪し反省したことで妻も許した。(+1=信頼残高②)
      が、時間の経過とともに罪の意識は薄れ、、Aさんはまた同じ過ちを犯してしまう。(-2=信頼残高⓪)
      Aさんは前回同様謝ったものの妻の許しを得ることができず、その後も何とか関係修復を図るも1ヵ月にわたり無視されることに。。。

      これは男性によくある「謝れば許してもらえるだろう」という間違った考え方を信頼残高で表したものになります。

      嘘をついた時点で信頼残高が2つ減っているのですから、いくら誠心誠意謝ろうとも同じことをしていたら前回以上に怒られる(信頼を失う)のは当然です。

      怒られるだけならまだしも、信頼残高0の状態が続くもしくはさらに残高を減らす行為が続くと「離婚」という最悪の結果にもなりかねないので、最低でも信頼残高③をキープするよう心がけましょう。

      まとめ|信頼残高が全てではないことを念頭に置く

      夫婦間における信頼残高という考え方について解説しました。

      まとめますと、

      授業のまとめ
      • 信頼残高とは信頼関係の程度を銀行の口座にたとえた造語
      • 信頼残高のトータルがプラスなら良好な夫婦関係を築けている証拠
      • プラスの行動よりマイナスを避ける行動を心がける

      信頼残高の考え方はたしかに重要ですが、人の感情は信頼残高という枠だけで全て測れるほど単純なものではありません。(そもそも自分が今どれくらいの信頼残高があるのかなんて分かりようないですからね。。)

      あくまで自分の今の立ち位置を把握する道標として、難攻不落な妻の感情を分析するツールとして活用していただければ幸いです。

      最後までお読みいただきありがとうございました。